千里ペインクリニックでは、2004年から大阪の北摂エリア(豊中市北中部、箕面市、池田市東部、吹田市北中部、茨木市西部など)を中心に緩和ケア・訪問診療を 行っております。24時間365日体制で、当院に在籍する医師と看護師がチームを組んで診療にあたります。
がん患者様の訪問件数(2004年~2023年10月) 総数1,438人
- 総看取り数 1,018人
内アマニカス利用者数 350人(2011年~2023年10月)
特徴1 同じクリニックの医師・看護師が訪問
千里ペインクリニックでは同じクリニックの医師・看護師がチームを組み、医療・看護を提供いたします
一般的にご自宅への緩和ケア・訪問診療は、訪問する医師と看護師が別の組織(診療所と訪問看護ステーション)であることが多いのですが、千里ペインクリニックでは、同じクリニックの医師・看護師がご自宅に訪問します。なぜなら、そのほうが、医師と看護師が綿密な連携がとれるからです。
毎朝行われるカンファレンスには、医師、看護師が参加し、患者様の夜間の様子や昨日訪問してきた様子などを一緒に確認します。医師、看護師が同じクリニックのスタッフであり、24時間いつでも相談していることで、患者様の細かい変化を見逃さず、迅速に対応できるため、患者様の病状が安定し、強いては安心して生活することができます。
夜間、休日なども日頃対応している看護師や医師がいつでもご相談にのっています。
また、病院との連携をしっかり行い、日頃のご様子を病院の主治医にご報告します。病院への受診手続きもクリニックがお手伝いしますので、お一人でいるときより受診しやすくなります。
病院と縁が切れるわけではありません。病院との距離が今までより近くなります。ご安心ください。
大阪の北摂エリアの在宅での緩和ケア・在宅ホスピスなら、千里ペインクリニックにご相談ください。
特徴2 アマニカスと連携
2011年に当院に併設してアマニカスが設立されました。以後、アマニカスは在宅の受け皿として多くの方々にご利用頂いています。ご自宅で介護が難しくなった時や、症状が悪化したときは、アマニカスにて引き続き緩和ケアの提供ができます。症状が改善すれば、またご自宅に戻ることも可能です。患者様一人ひとりにあった方法を選択できるよう心掛けています。安心してご利用下さい。アマニカスではご家族の付き添いやすいお部屋になっており宿泊も可能です。(コロナやインフルエンザの発生状況により、宿泊できない時もあります。)
がん発症からの経過
緩和ケアは、がんの末期に必要となるのではなく、がんと分かった時から必要なのです。
癌と診断されたときから、患者様とご家族様には様々な苦痛が発生します。癌と言われたショック、手術、抗がん剤、放射線治療の選択、治療に伴う副作用や癌そのものによる様々な身体症状、がん治療に対する不安や期待、失望、経済的な心配など…
終末期と言われる時期には、急な症状の悪化も起こりやすくなります。少しでも早く緩和ケアを取り入れることで、転ばぬ先の杖となり、安定した生活が送れるようになります。